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2016年4月23日土曜日

アメリカの産休は12週間だけ、しかも無給。どの国で産むかで変わる子育て。

今週、同じニューヨークに住む親戚に赤ちゃんが生まれました^_^

実は4月に入ってから私のまわりで生まれた赤ちゃんはこれで3人目。

何だかまわりは出産ラッシュです!

親戚の赤ちゃんは予定日よりも3週間早く生まれました。

アメリカは産休が短くて、親戚の会社だと12週間
これがアメリカでは平均的な産休の長さで、しかも基本的には無給のところが多いです。

私も息子を妊娠中は予定日の1週間前まで働いていましたが、
親戚は1人目も、そして今回の2人目も出産予定日より早く生まれて、
仕事も出産した当日までしていました。

12週間という短い産休をできるだけ産後で使いたいからと、
アメリカでは産前は予定日まで働くのが一般的です。

産婦人科のドクターにも「予定日まで働くのよね?」と普通に聞かれる感じで、
国が違うとこうも常識って違うものかと思わされます。

日本での育休にあたるものもなく、
アメリカの産休・育休制度については他国と比べてかなり待遇が悪いのです。

同じ1人のママとして、どこで、どの国で、どんな制度のもとで子どもを産むかで
こうも赤ちゃんとの時間を産後にどれだけ持てるかということに違いが出てしまうなんて、考えさせられます。

環境や文化によって「それをよし」とするレベルが変わってくる。

だから今たまたま住んでいる国の考え方がすべてではないし、
そうした考え方と自分個人の考え方が合わないということは決して不思議じゃない。

アメリカと日本という2つの国の考え方の狭間にいることで、
逆に人と違ってもいい、自分なりのスタイルを築いてもいいんだと思えるんだと思います。

特にニューヨークはいろんな人種の、いろんなカルチャーが入り混じっているからお隣さんと違って当たり前で、
違うことに対するストレスのようなものがなくって、
だからまわりを気にしたり足並みをそろえたりせずに子育てできるという意味では気楽で、私にはそういうところが肌に合っている気がします。

ニューヨークの好きなところは、この「人と違って当たり前」ということ。

でも産休・育休についてはもっと待遇がよくなってほしいと思います!