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2016年4月26日火曜日

いつも「おばあちゃんだったらどうするかな?」と考えてみます

おばあちゃんは90才を超えて、今ものどかな田舎町で元気に暮らしています。

おじいちゃんが先立ってしまってからは1人で、
昔ながらの家で、庭にある自分の畑で野菜を育てながら暮らしています。

おじいちゃんとは満州で出会い結婚し、
日本が戦争に負けたあと大変な苦労の中で
どうにか日本へと引き揚げてきました。

引き揚げの際に財産も何もかもすべて取られてしまい
日本に辿り着いたときには無一文だったと言います。

そうした時代を乗り越えてきたおばあちゃん。

モノもお金もない中で生きてきたおばあちゃんからは倹約の心を学びました。

例えば、おばあちゃんと一緒に洗い物をしていたら、
「⚪︎⚪︎ちゃん、お水出しすぎよ」と言われたり、
そう言われたのはもう何十年も前のことなのに
今でも洗い物をしているときによく思い出します。

そうしたいくつもの些細なことから、
いつも休むことなく動き回って家事や畑仕事をするおばあちゃんの姿に
モノや自然を大切に思い慎ましく生きる美徳を感じます。

アメリカという大量消費社会にいるとなおさら
そうしたおばあちゃんの生き方が恋しく、また尊く思えるのです。

だから、事あるごとに、家事や家の仕事をしているとき
「おばあちゃんだったらどうするだろう?」と自然と考えてしまいます。

おばあちゃんのように畑で野菜を育て自然に触れながら穏やかな毎日を過ごす、
そんなシンプルな生活を大切に思う気持ちをいつまでも忘れずに持ち続けたいと思います。

そして今は当たり前になっている環境にも感謝して、
なるべく自然に負荷をかけないような生き方の選択をしていきたいと思っています。