(スポンサーリンク)

2016年5月21日土曜日

お金についてオープンに話すことは恥ずべきことではない

ニューヨークをつくづくおもしろいと思うのは、
エリアによって住んでいる人がガラリと変わるところです。

1本道を挟んだだけで、
いきなりインド系の人が多くなったり、
カリブ系の人が多くなったりするのはいまだに新鮮で、
NYが人種のるつぼと言われる所以を感じます。

わが家が今住んでいるエリアは、
イタリア系・ロシア系・中国系がメインなのですが、
そのひとつ北側のエリアにはユダヤ系の大きなコミュニティがあります。

ユダヤ教のなかでも敬虔なオーソドックスと言われる方々で、
男性は長くもみあげを伸ばし全身黒ずくめの正装をしています。



ニューヨークに来てから
そうしたユダヤ系の方々を日常的に見かけるようになって
「お金持ちが多いと言われているユダヤ人は
どうしてそう言われているのだろう?」と興味もわいてきました。

そんなこともあって「99歳ユダヤのスーパー実業家が孫に伝えた 無一文から大きなお金と成功を手に入れる習慣 」という本を読みました。


この本にスーパー実業家として出てくるおじいちゃんはこう言います。

「人生の保険であるお金について、常にオープンに話し合うことは、まったくもって恥ずべきことではない。わしは、家族間で常に意見交換をするべきだとも考えているし、実際うちの家族はそれを実践しているだろう」

それをあさましいとか、はしたないと考える人たちもいるようだが、そういうキレイゴトはうんざりだし、もったいないことだとも思う。お金あっての家族だし、家族あってのお金なのだから」

家族間でお金の話をするのを避けるというのは、本末転倒な話だ。人生を安全に保つためのお金を、よりよい方法で大切に育てていくのは当たり前のこと。そのためには情報の共有も必要だし、ディスカッションも頻繁にするべきだ。金利のいいプランや優待システムのある銀行を教え合ったり、口座の残高やお金の動きを報告し合ったり。そういったことは、家族間で日常的に行われるべきことなんだよ」


お金について話すことをためらう気持ちを捨てて、
もっとオープンに、ポジティブな気持ちで話すことが
まずは大切なんだろうと思います。

お金は生活するのに欠かせないし、
お金とは死ぬそのときまで付き合っていかなきゃならないものだし、
だったら上手く付き合っていきたいと思うし、
お金のことで頭を悩ませたくないから
だったらお金のことをちゃんと知って賢く付き合って、
自然体で暮らしていきたいと思うからです。

これからもお金のことは、
家族でちゃんと話して向き合っていきたいです。

▶︎▶︎家計管理・貯蓄ブログランキング


▶︎▶︎シンプルライフの人気ブログランキングへ